よう クロスか▼

今 銃のチェックをしてたんだ
俺たちはB.B.だが 何もしなけりゃ
腕がなまっちまうからな▼

シンゴに教えることで
俺にも身に付くことが多いだろうが――▼

純粋に時間がないんだよな――▼

それにアイツと俺じゃスタイルが全然違う
もっとスペシャリストに教えてもらった方が
アイツも伸びるだろう▼

――っていい訳がましく聞こえるか▼

誰にだってやるべきことがある▼

お前だって命を懸けなきゃいけない任務に
リンやタツを連れて行くか？▼

置いていくだろ？
俺もそれと同じなんだ▼

今は詳しく言えないがクロスや
エルマと同じく俺だってそれなりのもの
背負ってるんだぜ▼

フッ――▼

ダグと同じこと言うんだな▼

分かってるよ
ザイデンもモンドもシンゴも
信頼のおける大切な仲間さ▼

決して ないがしろにはしないようにする▼

これまでは話し合いが
不足してたかもしれないが
もう少し事情を話してみるさ▼

――これでいいか？▼

まったくクロスは
おせっかいだな▼

さて 俺はそろそろ出掛けるよ
ザイデンと打ち合わせの時間だからな▼

じゃあ またな▼

ラオ キズナアップ

ありがとうな
信頼してくれて▼

そうだ――
今度シンゴに稽古をつけてやってくれ▼

お前ほどの腕ならアイツにとって
刺激になるだろうし
学ぶこともあるだろうしな▼

よろしく頼むぜ――▼

ラオ キズナアップ